【筋トレ&ストレッチ】パーソナルトレーナー佐藤公治 

NSCA認定パーソナルトレーナー、日本ストレッチング協会認定ストレッチングインストラクター。92年よりジム指導、自身も体脂肪率5%のダイエット経験があります。

ケース別・腰痛予防でストレッチしたい筋肉

こんにちは、パーソナルトレーナー佐藤公治です。

 

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「腰が痛いときはどんな運動をすればいい?」という方も多くいらっしゃいます。
 
まず、腰のケガや病気が疑われる場合は、専門の診断が必要になります。
 
それらの兆候が見られず(腰痛の85%は原因が不明といわれています)、骨盤が傾くなど柔軟性や筋力のアンバランスが原因の場合は、硬くなっている筋肉をストレッチして、弱くなった筋肉を鍛えると改善の効果が期待されます。
 
 
 
腰を反らせると痛い場合は、大腿四頭筋(太ももの表)や腸腰筋(股関節:太ももの付け根の前面)が硬くなって骨盤が前方へ引っ張られ、上半身がバランスをとろうとして「反り腰」になっているケースが見られます。
 
そのため骨盤の前傾の改善には、大腿四頭筋腸腰筋、また大腿筋膜張筋(太ももの外側)や脊柱起立筋(腰周り)などのストレッチが有効とされています。
 
(さらに拮抗筋⦅対になっている筋肉⦆であるハムストリングス⦅太もも裏⦆・殿筋⦅ヒップ⦆・腹筋などを強化すると、長期的に姿勢を維持する効果が見込めます)
 
 
 
腰を丸めると痛い場合は反対に、ハムストリングス・殿筋・腹筋などが硬くなって骨盤が後方に引っ張られて腰を圧迫しているので、これらの筋肉のストレッチが有効とされています。
 
(そうして、拮抗筋である大腿四頭筋腸腰筋・脊柱起立筋などを強化すると、姿勢を維持する効果が見込めるようになります)
 
 
 
腰椎部分(腰周り)は、ろっ骨や骨盤の「囲い」がないぶん動きの自由度は高いですが、5個の小さな骨が積み重なっているだけなので可動域は小さく、周りを支える筋肉が弱ってくるとこれも腰痛の一因となると考えられています。
 
骨盤が安定してきたら無理のない範囲で、腹筋や背筋など腰の動きに関わる筋肉のストレッチを取り入れると、腰の疲労回復を促すことが期待できます。

 

 

ここまで読んでくださって、本当にありがとうございました。

 

 

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