こんにちは、パーソナルトレーナーの佐藤公治です。
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下腿三頭筋(カーフ:ふくらはぎの筋肉)は、表面の腓腹筋(外側・内側)と深層のヒラメ筋の3つの筋頭で構成され、主に足関節を底屈する(足首を伸ばす)働きがあります。
(腓腹筋は大腿骨⦅太ももの骨⦆の下部から始まっているので、ヒザ関節を屈曲する⦅曲げる⦆働きもあります。ヒラメ筋はヒザ下の腓骨・脛骨⦅すねの骨⦆から始まり、両方ともアキレス腱に付着してかかとの骨につながっています)
ふくらはぎの筋肉は「第二の心臓」とも呼ばれ、下半身に降りた血液を上半身へ戻す働きがあり、ふくらはぎのストレッチは下半身の血流の促進・冷えやむくみ、また筋けいれん(ふくらはぎがつる)などを予防する効果が期待できます。
ふくらはぎの筋肉のストレッチは、足関節を背屈する(足首を強く曲げる)ことで伸ばすことができます。
脚を前後して、ヒザを伸ばしてかかとを床に押し付けるとヒザ上から始まる腓腹筋が、ヒザを曲げてゆるめるとヒザ下から始まるヒラメ筋を伸ばすことができます。
↑下腿後面のパートナーストレッチの例。足の指の伸展も入れる(指を反らせる)と、足裏の足底筋膜なども伸ばすことができます。
下腿三頭筋はふだん目立たない部位ですが、首から背中・ヒップ・太ももの筋肉とともに体を支える抗重力筋のひとつ。
しっかりとストレッチすることで血流を促し疲労を回復、運動や日常動作によるケガを予防するなどの効果が期待できます。
ここまで読んでくださって、本当にありがとうございました。
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