【筋トレ&ストレッチ】パーソナルトレーナー佐藤公治 

NSCA認定パーソナルトレーナー、日本ストレッチング協会認定ストレッチングインストラクター。92年よりジム指導、自身も体脂肪率5%のダイエット経験があります。

肩こりを予防する③・首周りの筋肉のストレッチのやり方

こんにちは、パーソナルトレーナー佐藤公治です。

 

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僧帽筋の上部(下行部:背中側の首の付け根)は、肩甲骨を内転する(背中側で引き寄せる)ほか、挙上する(上方へ挙げる)・頭頸部を伸展する(頭を後ろに倒す)などの働きがあります。
 
その他にも、首の後ろの肩甲挙筋は肩甲骨の挙上、頭・頚板状筋は頭を伸展する働きを補助しています。
 
また、胸鎖乳突筋など首の前側にある筋肉は、頸部を側屈・回旋・屈曲する(頭を斜め下に倒す)働きがあります。
 
 
現代はパソコンやスマホの普及により、(首は動かさず、目で画面を追うようになるので)これらの筋肉が硬くなり、首や肩こりの要因になるといわれています。
 
ストレッチを行って柔軟性を養うと首周りの動きも良くなり、コリ・痛みを予防する効果が期待できます。
 
 
 
背筋を軽く伸ばして上体を立て、頭を横に倒していくと、首の付け根の側面にある僧帽筋上部などをストレッチすることができます。
 
(手で軽く引くと強度が増しますが、最初は頭を倒すだけでも良いです。首周りには多くの神経が通っているので無理のない負荷で、ゆっくりと伸ばしていくようにします)
 
そのまま少し下を向くようにすると、首の後ろの肩甲挙筋などを、上を向くと前側の胸鎖乳突筋などをストレッチしていくことができます。
 
 
 
↑パートナーストレッチの例。横向きに寝て肩をいろいろな方向へ引いていくことで、首周りのさまざまな筋肉を伸ばしていくことができます。
 
首周りには、さまざまな筋肉が複雑に入り組んでいますが、動かさないでいると徐々に硬くなってきます。
 
ほんの少しの時間を割いてストレッチを行うことで柔軟性が保たれ、コリや痛みを予防・緩和する効果が期待できます。

 

 

ここまで読んでくださって、本当にありがとうございました。

 

 

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