こんにちは、パーソナルトレーナーの佐藤公治です。
筋幻惑法とは、定期的に筋トレメニューの要素に変化を加え、筋肉に常に新しい刺激を加えて成長を促す方法になります。
例えば脚のトレーニングだと、最初にゴブレットスクワットを取り入れるとスクワットの基本的なフォームが身につけられるとともに、下半身(とくに大腿四頭筋:太ももの表側や大殿筋:ヒップ)を鍛えることができます。
この動作に慣れたら、代わりにワイドデッドリフトを取り入れると、ハムストリングス(太ももの裏側)や脊柱起立筋(背骨の周り、とくに腰の周辺)をより働かせることができます。
胸のトレーニングなら、前回ダンベルベンチプレス(主に胸筋の中・下部)を最初に行ったら、今度はインクラインダンベルプレスを先にすると胸筋・上部が優先的に鍛えられ、胸全体の筋力・筋肉の発達を促すことができます。
エクササイズに変化を加える以外にも、回数やセット間の休息時間、動作の方法、器具など変えるといったごくわずかなことでも、筋肉を「惑わす」刺激になります。
(近年の研究でも、同じエクササイズを繰り返すより、色々なエクササイズを取り入れて筋肉を刺激したほうが全体的な発達に効果があったことが報告されています)
まず(スクワットやベンチプレスなど、複数の筋肉が働く)基本的な種目を主体に、わずかずつメニューに変化を加えていくと筋肉を動作に慣れさせて停滞を招くことなく、ボディメイクやシェイプアップを進めていくことができます。
ここまで読んでくださって、本当にありがとうございました。
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