こんにちは、パーソナルトレーナーの佐藤公治です。
ドロップセット法（ディセンディングセット法、スリッピング法などとも呼ばれます）は、ボディビルダー時代のアーノルド・シュワルツェネッガーを始め、筋肉づくりに励む人たちの間で長年にわたって愛用されてきたテクニックのひとつです。
ドロップセット法のやり方は、筋トレのメインセットで限界に達したところで、すぐにウェイトを減らし、再び限界までセットを継続する方法です。
（通常、これでドロップセット１回となります。シュワルツェネッガーはベンチプレスやスクワットなどで、限界に達したところで左右のプレートを１枚ずつ外し、空になるまで繰り返したそうです。｟筋力が強いので、４～６回行うことも！｠）
ドロップセット法の効果は、短時間でトレーニングの強度と量を増やし、筋肉を追い込むことができます。
筋肉が緊張している時間が長くなる、重量を変えて回数を行うことで複数の筋線維が動員される、血流が促され酸素や栄養素が行きわたるなどにより、筋肉に焼けるような感覚が得られ、成長を促すことができます。
ドロップセット法は非常に強度が高いテクニックになるので、１つの部位に１～２回が目安。
限界に達したところで２０～３０％くらいを目安にウェイトを落とし、これを１～２回、繰り返します。
ドロップセット法は、（ペックデックフライやレッグエクステンションのように）ウェイトをピンで調節するタイプのマシンだと、安全かつ容易に行えます。
ジムが空いているときはダンベルで行ったり、あるいは慣れたトレーナーがついているときはバーベルで行うこともできます。（万一、挙がらなくなった時は補助してもらうようにします）
ここまで読んでくださって、本当にありがとうございました。
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