こんにちは、パーソナルトレーナーの佐藤公治です。
先日、お客様との会話の中で「先々の健康のため、運動することに時間やエネルギーを投資したい」というお話が出てきました。
東京都健康長寿医療センターのまとめによると、中年期の健康づくりにはメタボ(肥満による生活習慣病)、高齢期はフレイル(虚弱による老化)を予防することが挙げられています。
共通していえることは、健康のためには筋肉量を維持することが大切であるということ。
筋肉量は成長期を過ぎると、加齢や日常の機械化による運動不足により、年に約1%ずつ減少するといわれています。
(30代で約10%、40代で約20%、50代・60代以降になると約30%以上の筋肉が減ることになります。
筋肉が減ると、中年期では代謝率:エネルギーを消費する割合も落ちて太りやすくなり、また高齢期では足腰が弱くなる・免疫力が落ちるなど身体の機能が低下することが予測されます)
幸い、筋肉は適切なトレーニングを行えば、年齢を重ねてもかなりの期間にわたって維持する(または増やす)ことも可能であることが知られています。
運動が久し振りの場合は、比較的強度が軽いストレッチがおすすめ。
硬くなった筋肉が伸びると姿勢が良くなり、筋肉の柔軟性・関節の可動域が改善され、体も動かしやすくなってきます。
(高齢者の方はこれだけでもある程度、筋委縮:筋肉が衰えて小さくなるのを抑えることが見込めます)
体を動かすのに慣れてきたら、各種の筋トレのエクササイズを加えていくと体力がつき、代謝も上がって体も引き締まってきます。
ポイントは、脚・胸・背中・肩・腕・腹筋と各部位をバランスよく鍛えていくこと。
これによりメリハリがついて、アンバランスによるコリやケガを予防することも期待できます。
筋トレはスケジュールや回復具合からみて、週1~2回からでも効果が見込めます。
筋力がついて余裕が出てきたらトレーニング頻度を増やしてもいいですし、オフの日にウォーキングを入れるなどすると、無理なく運動量を増やすことができます。
ここまで読んでくださって、本当にありがとうございました。
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