【筋トレ&ダイエット】明大前パーソナルトレーナー佐藤公治 

ボディメイク・ダイエット・腰痛肩こり予防など。世田谷区「ティップネス明大前」&24時間ジム パーソナルトレーナー佐藤公治のブログ

【ダイエット法】体脂肪を減らすのに効果的な食事とサプリメント

体脂肪を落とす食事法のコツは、低脂質のたんぱく質の摂取量を増やすこと。それにより、筋肉量は維持して効率的に体脂肪を減らしていくことができます。

 

体脂肪を落とすための食事法

体脂肪を落とすためには、食事の総摂取カロリーを減らす必要があります。

ただし、カロリー制限のみに頼っていると筋肉量も減少して、代謝(体内のエネルギーを燃焼する割合)の低下も起こりやすくなります。

筋肉量が減少すると体のラインが崩れたり、体力や免疫力が落ちる可能性もあります。

代謝を維持して、体脂肪を落とすのに役立つのが、体の組織をつくる栄養素であるたんぱく質の摂取です。

 

1日に必要なたんぱく質の量

一般的に、1日に必要なたんぱく質の摂取量の目安は、体重1kgあたり1~1.6g程度といわれています。

(体重50kgの人の場合は、50(kg)×1~1.6(g)=50~80(g)。

ボディビルなど高強度でトレーニングを行っている人は、体重1kgあたり2~3gにまで及ぶ場合もあります)

減量ダイエットを行っている場合は、筋肉量を維持するため、通常よりたんぱく質の必要量は多くなってきます。

ダイエットで食事制限をしていると、筋肉や肝臓などに貯蔵されているグリコーゲン(糖質が分解され、エネルギー源として保管されたもの)が減ってきます。

グリコーゲンが減ってくると、体脂肪がエネルギー源として消費されますが、たんぱく質も分解されて筋肉量も減少しやすくなります。

代謝(筋肉量)を維持しながらダイエットを進めるには、高たんぱく・低脂質の食品を中心に、糖質をやや控えめにすることで体重をコントロールする方法が一般的です。

 

たんぱく質が多く含まれる食品とサプリメント

良質なたんぱく質が多く含まれる食品は、卵・鶏肉など脂質の少ない肉・魚・低脂肪の乳製品・大豆製品など。

これらの食品から、1食で20g前後のたんぱく質を摂るようにすると、1日3食で約60gのたんぱく質が確保できることになります。

たんぱく質は体内で貯蔵することができず、また一度に消化・吸収できる量も限界があるので、食事毎に含めて摂ることが理想的。

ただ、食事で1日に必要なたんぱく質を摂るのは、意外と大変です(とくに、朝食や昼食で不足しがちです)。

卵1個に含まれるたんぱく質は6~7g、片手のひらに乗るくらいの肉・魚⦅約100g⦆だと、約20g。

これらの食品から、1食で20g前後のたんぱく質を3食摂ることができれば、1日で約60gのたんぱく質を確保することができます。

さらに食品のみでたんぱく質を増やそうとすると、一緒に脂質の量も増えたしまいがちです。(70年代のボディビルダーは、挽肉をたくさん摂ってたんぱく質を補給していましたが、同時にコレステロールも増大したそうです)

プロテインパウダーなど、たんぱく質サプリメント(栄養補助食品)を利用すると、脂質や糖質は抑えながら、手軽にたんぱく質を摂取することができます。

ホエイプロテインだと水にも溶けやすく、消化・吸収が速やかに進み、ダイエット時のたんぱく質の補給にも有効活用できます。

(1日にたんぱく質を多めに摂ることで体の組織がつくられるほか、満腹感が続き、食事による総摂取カロリーが抑えられ、瘦身の効果も期待できます)

 

まとめ

・体脂肪を落とす食事法は、高たんぱく・低脂質・中程度の糖質が基本となります。

・カロリー制限のみに頼ったダイエットだと筋肉量も減少するので、体のラインが崩れたり、体力や免疫力も低下する可能性があります。

・筋肉量を維持するには、たんぱく質を1日に体重1kgあたり1~1.6gの摂取が必要。

・不足分は、ホエイプロテインなどサプリメントたんぱく質の栄養補助食品)を利用すると、余分な脂質やカロリーを抑えて、たんぱく質を摂ることができます。