【筋トレ&ダイエット】パーソナルトレーナー佐藤公治 

自身も体脂肪率5%を達成。「週1筋トレでウエスト-6cm!」「ストレッチで肩・腰がすっきり!」などのご感想をいただいています。

【ダイエット】糖質の1日の摂取量は何g?おすすめの食品と摂り方

糖質(炭水化物から食物繊維を除いたもの)は、体を動かすための必須のエネルギー源ですが、摂りすぎると体脂肪の蓄積を促す原因となります。

筋肉をつける・体脂肪を減らす場合の糖質の適切な摂取量は何gくらいでしょうか?

また、食品や食事のタイミングにより効果は違ってくるのでしょうか?

 

糖質の1日の摂取量の目安

糖質(炭水化物から食物繊維を除いたもの)の摂取量の目安は、筋肉量を増やしたい場合は一日に体重1kgあたり3~4g(トレーニング日は多く、休みの日はやや控えめに)が目安となります。

(体重60kgの場合だと、180~240g)

体脂肪を減らしたい場合は、体重1kgあたり1~2gが目安となります。

(体重60kgの場合だと、60~120g)

 

糖質が多く含まれる食品

糖質が多く含まれる食品には、米・めん類・パン類・いも類・野菜・果物・ハチミツ・砂糖などが挙げられます。

(ご飯茶碗1杯に約60g、めん類200gに約50g、6枚切りの食パンに約30g、オートミール一食分30gに約20gの糖質が含まれています)

糖質は体を動かすエネルギー源となるので欠かすことはできませんが、摂りすぎると体脂肪として蓄積されるので、体格や活動量(運動量)に応じて調節すると、体重・体脂肪のコントロールに役立ちます。

 

糖質を選ぶ際の注意点

糖質は大別すると、精白されたもの(白米・うどん・パスタ・食パンなど)と精白されていないもの(玄米や雑穀米・そば・全粒粉やライ麦パン・オートミールなど)に分けられます。

可能であれば、通常の食事では精白されていないものを選ぶと血糖値の上昇を抑え、体脂肪の蓄積が抑えられることが見込めます。

精白された穀物よりビタミン・ミネラル・食物繊維が豊富で、消化・吸収がゆっくりと進むことから腹持ちが良くなり、ダイエットの効果も期待できます。

ただし、運動の直前・直後に食事を摂る場合には、消化・吸収が速く進む精白された穀物やスポーツドリンクなどを利用するほうがお腹の負担が軽くなり、エネルギーの補給も速やかに行われるようになります。

(筋トレも糖質が主なエネルギー源となるので、トレーニング後はプロテインなどたんぱく質のほか、消化・吸収の速い糖質も摂取すると筋肉の修復がより速く進むようになります)

 

ここまで読んでくださって、本当にありがとうございました。