【筋トレ&ストレッチ】パーソナルトレーナー佐藤公治 

中高年からの健康・体力づくりに筋トレ&ストレッチ。世田谷区「ティップネス明大前」&24時間ジム パーソナルトレーナー佐藤公治のブログ

【ストレッチ】首周りの筋肉のストレッチのやり方と効果

首の筋肉群には日常で頭を支えるほか、頸椎を屈曲する(頭を前に倒す)・側屈する(横へ倒す)・回旋する(回す)など、さまざまな方向へ動かす働きがあります。

ですが、現在では長時間のパソコンやスマホでの作業などにより、頭や肩が前に出て胸や鎖骨の周辺の筋肉が凝り固まって円背(猫背)になり、背中側の肩甲骨周辺の筋肉が弱くなっている方が多くみられます。

肩甲骨には胸の一部の筋肉のほか、背中・肩・腕の大小の筋肉群も付着しているので、首周りが硬くなると肩こりのほか、首・腕のしびれや腰痛につながる場合もあります。

 

首周りをストレッチするには、頭をゆっくりと倒して15~30秒ほど維持すると、首の反対側の筋肉を伸ばすことができます。

頭を横へ倒すと、主に僧帽筋(背中、首の付け根)の上部を伸ばすことができます。

そこから顔をやや下や上に向けると、斜角筋・板状筋・胸鎖乳突筋など、首の後面や前面の深層にある筋肉群をより伸ばしていくことができます。

 

注意点は、首周りにはたくさんの神経もとおっているので、決して無理に伸ばさないこと。(手で引かず、倒すだけでもよいです)

パートナーストレッチでは、トレーナーがいろいろな方向から肩をけん引することで、首周りの筋肉を伸ばすことができます。

週1~2回、全身の主だった筋肉を念入りにストレッチすることで柔軟性・関節の可動域の改善のほか、疲労回復やコリ・痛みを予防するなどの効果が期待できます。

 

ここまで読んでくださって、本当にありがとうございました。