外部からの刺激によるストレスも、適度な負荷や緊張状態であれば、心身のプラスになる可能性があります。
ただしトレーニングと同様、(個人差もありますが)刺激が強すぎたり、慢性化したりすれば、疲れやメンタル不調に陥る心配も出てきます。
「疲れ」にも、人間関係のトラブルなどによる心の疲れ、長時間のテレビやパソコン・SNSなどによる脳の疲れ、体の使い過ぎ・食生活の乱れや睡眠不足などによる身体の疲れなどが挙げられます。
(いくつか、重複しているケースもあります)
運動によるメンタル面の効果としては、筋トレや有酸素運動などリズミカルな呼吸をともなう運動では、身体と交感神経を刺激して精神を高揚させる効果があります。
(「体を動かすと元気になる」というと意外に思われるかもしれませんが、適度に行えば血液の循環が良くなり、運動後は頭がすっきりした状態になることが知られています。
そのため、心や体をリフレッシュしたいときなどに役立つことが期待されます)
一方、ストレッチなどゆっくりとした動作と深い呼吸をともなう運動では、筋にかかる緊張をやわらげ、また副交感神経を刺激してリラクゼーション:身体を休ませる状態にしていく効果が期待できます。
(脳や精神的な疲れ、また過度の身体的な疲労の回復に役立つことが期待されます)
体づくりのためのストレッチや筋トレ・ウォーキングなどの有酸素運動は、適切に行えば体調・体力の向上が見込まれ、継続すれば若々しく、長期にわたって健康を維持する効果も期待できます。
ここまで読んでくださって、本当にありがとうございました。