【筋トレ&ダイエット】パーソナルトレーナー佐藤公治 

自身も体脂肪率5%を達成。「週1筋トレでウエスト-6cm!」「ストレッチで肩・腰がすっきり!」などのご感想をいただいています。

【筋トレ】三角筋中部を鍛えるラテラルレイズの効果的なやり方

背中の上部とともに、三角筋の中部(肩の側面の筋肉)が発達していると、肩幅がついて逆三角形の上半身がつくられ、相対的にウエストを細く見せる効果が得ることができます。

(最近では、男性だけでなく女性のボディメイクでも重視されている部位です)

三角筋中部は、肩関節を外転する(腕を横に開く)働きがあるので、ダンベルなどを持って腕を開くラテラルレイズ(サイドレイズ)が効果的です。 

ラテラルレイズは基本的には太ももの前にダンベルを構え、そこから横(やや前方)へ、ダンベルが肩か少し上にくるくらいまで挙げていき、繰り返します。

ラテラルレイズは、スタートの時点(わきの角度が30度になるくらいまで)では、主に肩の深層にある棘上筋が働き、その後に上腕が床と平行より少し上にくるくらいまで三角筋中部が稼働してきます。

(上腕が床と平行より上に挙がってくると、肩甲骨の挙上と上方回旋:回りながら挙がることで、三角筋中部とともに僧帽筋:背中の中央から首の付け根の関与も大きくなってきます)

ベンチに座って行うと下半身の反動を抑え、体の横からダンベルを挙げることでスタート時の棘上筋の働きを抑えて、三角筋のテンション(緊張状態)を維持しやすくなります。

 

応用として扱う重量は軽くなりますが、ユニラテラル動作(片腕ずつ)で行うやり方もあります。

ダンベルを持った側に体を傾けて行うニーリングラテラルレイズだと、スタート時の棘上筋の働きが抑えられ、三角筋中部に負荷を集中することができます。

反対に、ゆるく角度をつけたベンチに(ダンベルを持った腕を上にして)横向きになって行うインクラインラテラルレイズだと、肩の深層までストレッチして棘上筋を強く刺激することができます。

 

筋力・筋肉をつけるプレス系の種目とあわせてレイズ系の種目を取り入れていくと、丸みのある引き締まった肩をつくることができます。

 

ここまで読んでくださって、本当にありがとうございました。