▲僧帽筋上部(首の付け根)のストレッチの例。頭を側屈して(横へ倒して)、首の横・付け根をのばします。頭を倒す方向により、首の前~後ろを伸ばすことができます。
▲大胸筋のストレッチの例。肩関節を水平外転(腕を後方へ引く)ことによって、胸の筋肉を伸ばします。腕の高さにより、胸の上~下部を伸ばすことができます。
▲広背筋(背中、わきの下)のストレッチの例。腕を外転(外側へ回す)ことで、上体の側面を伸ばすことができます。手のひらの向きにより、上~下部まで伸ばすことができます。
▲三角筋中部・後部(肩の横・後ろ)のストレッチの例。腕を水平内転する(胸のほうへ引きつける)ことにより、肩の筋肉を伸ばすことができます。
▲上腕三頭筋(上腕の裏側、二の腕)のストレッチの例。腕を頭上へ挙げ、ヒジ関節を屈曲する(曲げる)ことで、二の腕の筋肉を伸ばします。
長時間のパソコンやスマホで、頭や肩が前方にでて肩こりなどが起きている場合は、胸や首の後ろのストレッチなどで緩和・予防の効果も期待できます。
また筋肉全体は、筋膜と呼ばれる大きな膜につつまれているので、手先や足先まで伸ばすと肩や腰の突っ張った感じがほぐれる場合もあります。
▲前腕部のストレッチの例。手関節を屈曲させて(手首を反らせて)、前腕の伸筋群(前腕の内側)を伸ばします。
ストレッチは一つの部位で15~30秒程度、筋トレ後など体が温まったタイミングで行うと伸びやすくなります。
首周りなどはたくさんの神経がとおっているので、無理にひっぱたり、圧迫しないように注意。
パートナーストレッチなどを受ける場合は、専門の資格を取得して、できるだけ経験が豊富なトレーナーを選ぶことがおすすめです。
ここまで読んでくださって、本当にありがとうございました。