【筋トレ&ストレッチ】明大前パーソナルトレーナー佐藤公治 

ボディメイク・ダイエット・腰痛肩こり予防など。世田谷区「ティップネス明大前」&24時間ジム パーソナルトレーナー佐藤公治のブログ

【大腿四頭筋・大殿筋(太もも前面・ヒップ)の筋トレ】スミスマシンスクワット

スミスマシン(バーベルを固定したマシン)で行うスクワットは、主に大腿四頭筋(太ももの表側に筋肉)や大殿筋(ヒップ)を鍛えることができます。

 

スミスマシンスクワットのやり方

・バーが僧帽筋(首の付け根の筋肉)の上部にあたるようにして、直立します。

・足を肩幅から腰幅にして、2~3歩前(しゃがんだ時の太ももの長さ)につき、肩の下に腰がくるようにします。

・足裏全体を床につけ、息を吸って体幹に力を入れ、ヒザを曲げて腰を落としていきます。

・視線は前方へ向け、背筋を伸ばした状態を維持するようにします。

・太ももが床とほぼ平行になるところまで、ヒザと股関節(太ももの付け根)が90度付近になるところを目安にしゃがみます。

・息を吐いて足で床を押すようにして、立ち上がっていきます。

・ヒザが伸び切る手前で息を吸い、繰り返します。

 

スミスマシンスクワットで鍛えられる筋肉

ヒザ関節を伸展する(伸ばす)ことで、大腿四頭筋(太ももの表側の筋肉)を鍛えることができます。

大腿四頭筋は、大腿直筋・外側広筋・内側広筋・中間広筋の4つの筋頭で構成され、足を前に出して行うスミスマシンスクワットでは、外側広筋・内側広筋・中間広筋の働きがやや大きくなります。

また、深くしゃがんで股関節を伸展する(太ももの付け根を伸ばす)と、大殿筋(ヒップ表面)とハムストリングス(太ももの裏側)の働きも大きくなります。

その他、脊柱起立筋(背骨の周辺、とくに腰の周り)などが体を安定させるのに補助的に働きます。

 

スミスマシンスクワットの効果

ボディメイクでは太ももの前面、とくにヒザ付近の筋肉をつけるのに役立ちます。(足を腰幅程度に狭くして行うと効果的です)

また深くしゃがんでいくと、大殿筋やハムストリングスがストレッチされ、ヒップアップの効果も見込めます。

スポーツや日常動作ではヒザと股関節を伸ばす動作、ジャンプ・ランニング・キック・スキップ、またバーベルスクワットやデッドリフト、床から荷物を持ち上げる際などに役立ちます。

 

まとめ

・スミスマシン(バーベルを固定したマシン)で行うスクワットは、主に大腿四頭筋(太ももの表側の筋肉)を鍛えることができます。

また、深くしゃがんでいくと大殿筋(ヒップ)やハムストリングス(太ももの裏側)の働きが大きくなります。

・スミスマシンで行うスクワットは、軌道が固定されているため(バーベルなどを支える)補助的な筋肉の働きは減りますが、そのぶん腰などへの負担が軽減でき、太ももの筋肉をより重点的に刺激することができます。

・足をやや前に出して行うと、足裏全体を床につけて腰を落としやすくなります。

・動作中は背筋を伸ばし、視線を前方に向けて行います。壁に寄りかかりながらしゃがんでいくイメージで行うと、腰への負担も軽減できます。

・ヒップアップが目的で深くしゃがむ場合はウェイトはやや軽めに。ヒザへの負担を軽減して、殿筋やハムストリングスをストレッチすることができます。

 

ここまで読んでくださって、本当にありがとうございました。