こんにちは、パーソナルトレーナーの佐藤公治です。
大胸筋は胸板を形づくる扇状の筋肉で、胸部内側の鎖骨部(上部)・胸肋部(中部)・腹部(下部)から始まり、上腕骨に付着しています。
大きく発達した胸筋は上半身の筋力の強さを示す象徴でもあり、とくに上部は人目を引きつける部位になります。
大胸筋の主な働きは、肩関節の水平内転(横に開いた腕を、前方へ押し出す)、また上部線維には屈曲する(腕を前から上方へ挙げる)作用があります。
そのため大胸筋上部を鍛えるには、(頭側をやや上げるように角度をつけた)インクラインベンチプレスが効果的です。
インクラインベンチプレスの角度は、30~45度になるくらいがもっとも一般的です。
このとき、殿筋(ヒップ)がベンチから浮かないように注意。
(より重いウェイトが扱いやすくなりますが、胸骨が床と水平状態になって胸筋上部を十分に刺激できなくなります。
胸骨が水平より下向きになるようベンチの角度を設定し、動作中は上背部と殿筋をベンチにつけて行うようにします)
また、胸筋の中~下部を鍛えて全体の発達を促すには、フラット(平らなベンチ)で行うベンチプレスや、まっすぐ腕を前方へ押し出すチェストプレスなども取り入れると効果的。
各部位を分けて行う(上半身・下半身など)場合は両方、1度に全身を鍛える場合はトレーニングごとに交互に行うようにするとオーバーワークを避け、筋力・筋肉量のアップを促すことができます
ここまで読んでくださって、本当にありがとうございました。
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