腹直筋(腹筋:腹部正面の筋肉)は、ろっ骨から骨盤へ伸びる長い筋肉で、主に脊柱を屈曲する(背中を丸める)働きがあります。
腹直筋下部(下腹)を鍛えるリバースクランチは、まず股関節(太ももの付け根)を曲げ、そこから足が顔の上にくるよう下背部を丸め、骨盤をろっ骨のほうへ近づけていきます。
上部を鍛えるクランチは反対に、肩をわずかに上げろっ骨を骨盤のほうへ近づけて、股関節のほうを曲げていきます。
腹筋は動作範囲が小さいので15~25回程度、他の部位よりやや高回数が目安。
ただ腹直筋に効かせたい場合は、回数そのものより動作のスピードやテクニックのほうがより重要になります。
基本的にはゆっくりとした動作で、挙げたときに腹筋に力を入れるように引き締めて繰り返すのが効果的です。
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