筋トレジムが初めての方の筋トレメニューは、体の大きい筋肉（脚・胸・背中）から鍛えていくのがもっとも一般的です。
例えば、脚にはスクワット、胸にはベンチプレス、背中にはロウ種目など。
ジムにはたいていの場合、ダンベルが１～１０㎏のセットから用意されているので、初心者や女性の方も無理なく行えます。
一人で行う場合は、類似したマシンで代替してもよいですし、筋力がついてきたらバーベルに移行することもできます。
スクワットは大腿四頭筋（太ももの表側）・大殿筋（ヒップ）を中心に下半身全体、ベンチプレスは大胸筋・上腕三頭筋（上腕の裏側、二の腕）・三角筋（肩）前部など、ロウは広背筋（背中）・上腕二頭筋（上腕の表側）などを鍛えることができます。
少し大まかになりますが、これに腹筋を加えると、主だった筋肉をほぼ鍛えることができます。
動作に慣れてきたら、個別に三角筋・ハムストリングス（太ももの裏側）・腕・カーフ（ふくらはぎ）と細分化していくと全体のシルエットが整い、また代謝（エネルギー消費の割合）も上がって、体が引き締まってきます。
ボディメイクのための筋トレのコツは、各部位をバランスよく、体全体をまんべんなく鍛えていくようにすること。
（特定の部位に種目が偏っていると、とくに年齢を重ねるにつれて筋力・筋肉量のアンバランスが生じ、故障の原因になりやすくなります）
基本的な種目が身についたらエクササイズに変化を加えたり、分割法を用いて補助種目も加えていくと、全体的に筋力もアップして、体形も劇的に良くなっていくことが見込めます。
ここまで読んでくださって、本当にありがとうございました。
