【筋トレ&ダイエット】パーソナルトレーナー佐藤公治 

自身も体脂肪率5%を達成。「週1筋トレでウエスト-6cm!」「ストレッチで肩・腰がすっきり!」などのご感想をいただいています。

【筋トレ】ウエストのくびれをつくる腹斜筋の鍛え方は?

わき腹を構成する腹斜筋は、表層の外腹斜筋と深層の内腹斜筋で構成されています。

表層にある外腹斜筋はろっ骨から骨盤にかけてVの字型に、深層にある内腹斜筋は外腹斜筋の内側で逆Vの字型に走行しています。

 

腹斜筋は、主に脊柱を側屈する(上体を横へ倒す)・回旋する(ひねる)働きがあります。

腹斜筋を鍛える種目には、上体を横に傾けるサイドベントやオブリーククランチ(横向きになって上体をあげ、上側のろっ骨と骨盤を近づける)があります。

 

側屈系のエクササイズでは、上体を傾けた側の外腹斜筋・内腹斜筋を鍛えることができます。

 

もうひとつが回旋系の種目で、クランチなど腹直筋(腹部正面)の種目にツイストを加えることで、腹斜筋も強く働かせることができます。

回旋系の種目では腹直筋とともに、ろっ骨と骨盤を縮めた側の内腹斜筋と、反対側の外腹斜筋が刺激されます。

 

側屈系の種目のほうが動作は簡単で、サイドベントなど大きな負荷をかけることができます。

ただし腹斜筋を強化するのではなく、くびれをつくりたい場合は軽い負荷で中~高回数で行うか、クランチにツイスト動作を加えるとわき腹を刺激してウエストを細く保つのに効果的です。

 

また、通常のクランチを速いペースで行うと、腹斜筋の関与も高くなったという研究報告もあります。

 

エストを引き締める際の筋トレの注意点は、腹筋のみだとエネルギーの消費や代謝(安静時のエネルギー消費の割合)はごくわずかであること。

体の大きな筋肉(太もも・ヒップ・背中・胸など)を優先したほうがメリハリがつき、筋肉がつくと代謝も上がって、余分なエネルギーも燃えやすくなります。

(大きな筋肉の種目は、それだけで体を支えるのに体幹部の働きも大きくなります)

これらの筋トレの仕上げに腹筋の種目を行うと、ウエストを引き締めるのに効果が出やすくなります。

 

ここまで読んでくださって、本当にありがとうございました。